いじめ撲滅!彩の国タウンミーティング
いじめ撲滅!彩の国タウンミーティング
平成20年5月25日、NPOいじめから子供を守ろう!ネットワーク主催の「いじめ撲滅!彩の国タウンミーティング」が開かれた。場所はさいたま市産業文化センターである。当日、私たちいじめを許さない教師の会のメンバーも参集した。
この集会には、約300人の人たちが参加していた。「いじめ」の体験者、その保護者、教育評論家、県教育 委員長・・・。私たち「教師の会」のメンバーは、それほど多くの人たちが「いじめ」問題に立ち向かっていこうとする姿に後押しされる形で、自分たちの使命を再自覚したのであった。
その時の記録以下の通り。
1 いじめから子供を守ろうネットワーク代表 矢内 筆勝
最近のいじめの特徴は、マンガのドラえもんに例えれば、ジャイアンがいじめられたり、しずかちゃんが人知れずリフトカットしていたり、・・ではいじめているのは誰かというと、そんなことは絶対しないだろうとだれもが思っていたできすぎ君だったりする。ネットいじめも増加している。「いじめは大人が発見しないと致命傷になる、ということ。いじめられている本人は自分からはいじめられていることは言わない」だからこそ大人の役割は重要だ。
2 基調講演 県教育委員長 明星大学教授 高橋史朗
いじめの根っこにあるものは・・「自分以下を求める心」。自分以下を求めるのは、自尊感情、自己肯定感の欠如による。いじめられる側に対する共感感情が育っていない。
「ならぬものはならぬ」と教えていく。
教育とは・・家庭の教えで芽が出、学校の教えで花が咲き、世間の教えで実がなる。
「やさしさ」―共感力 「厳しさ」―自己抑制力
家庭と学校と社会がどのように取り組んでいくか、どういうしくみを作っていくか。
3 教育評論家 森口 朗
「いじめの有効な対処法」として、 いじめ議論の交通整理がある。いじめの多くが犯罪である以上、大人同士の話し合いの場面がある。被害者、加害者、傍観者がいるが、議論する際には、議論の拡散は避けなくてはならない。
(1) 被害者の保護
(2) 加害者の処罰
(3) 加害者の救済・更生
(4) 「いじめ」再発生の防止
以上の順番に従うことが大切である。
4 ジャーナリスト 矢部 武
「いじめと闘うアメリカ最前線」
アメリカでは1999年 コロンビア高校で銃乱射事件が起きた。犯人はいじめを受けてい た。被害者が加害者に。この事件を契機にアメリカでは「いじめ」に関して本格的に取り組み始める。いじめ被害者のトラウマは、何十年も続く。その後も人間関係をうまく作れず、結婚しても離婚したりしている。
「いじめ」対策としては、見て見ぬふりする傍観者の意識を変えていく必要がある。「いじめはよくない、何かしたい。」と4人に3人は思っている。でも、自分が何をしたらいいのかわからない。
「いじめ防止条例」アメリカでは一般の人たちが政府に制定を求めた。
(1) すべての学校に義務付ける。
(2) 教師に研修を受けさせる。
(3) カリキュラムを作る。
以上が、「いじめ防止条例」の柱。
とても考えさせられる集会となりました。高橋先生の「学校の教えで花が咲く」のくだりがありますが、未来ある子どもたち「素敵な花を咲かせてあげたい」と思います。
そのためには、水や太陽が必要です。時には肥料を撒かなくてはならないでしょう。虫がついたら、早くみつけて除去しなくてはなりません。いや、虫がつく前に手当をしてやるほうがなおよいのでしょう。・・・・何もしなくてはよき花は咲きません。
では、われわれ教師は何をどのようにしたらよいのか
「教師の会」はこのタウンミーティングを受け、具体的に行動します
「いじめを許さない教師の会」 第一回学習会
6月21日(土) 18時~21時
浦和パルコ コミュニティセンター
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